熱帯魚の見た目にあらわれる病気について

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熱帯魚の見た目にあらわれる病気について

熱帯魚の病気には、「松かさ病」や「ポップアイ症」・「腹水病」など見た目に分かりやすいものがあります。
これらの病気は色々な病状をあらわし、例えば松かさ病は熱帯魚の鱗が開きまつぼっくりのように逆立って見える為に、 このような名前が付けられており、「ポップアイ症」もその名前の通り、熱帯魚の目が異常に膨らんで飛び出てくる病状をあらわしています。

病気の原因は

こういった病気の原因には水槽内の不衛生な環境下で発生する事が多く、特に熱帯魚の中で水の汚れに敏感な、 「アピストグラマ」や「ペルヴィカクロミス」の仲間ではこの傾向が良く見えます。
初期症状によく見られるのが鰭の付け根が赤く充血する症状で、この病気でなくても透明な鱗を持つエンゼル等には、 体質的に充血しているように見える場合や、なかには全く初期症状を現さずに進行していくようなタイプの 熱帯魚も存在しますので判断は難しい場合があります。

この病気の正体は「エロモナス菌」と言う細菌が熱帯魚に感染して発病する病気と考えられていて、 病気の症状により様々な病名で呼ばれる事が多く、他にも全てをまとめて「エロモナス感染症」と呼ぶ場合もあります。
病気の進行速度は遅く、徐々に調子を崩して病状が現れてくる場合が多いようです。