熱帯魚の水槽管理、病気の対処法など
熱帯魚の飼育について、気をつけたい病気のまとめ
熱帯魚を病気にするやっかいな細菌の中で、一番注意が必要なのが「エロモナス病」だといわれています。
これは、病気の進行速度が非常に速く、感染した熱帯魚が1日で死んでしまうことも少なくないそうです。
その病気で死んだ魚の体を注意深く観察してみると、一部に穴があいている事があり、その部分が充血していることが多いというふうに言われています。
この病気の主な症状としては、まず呼吸が荒くなり、そしてヒレや体表が充血してきて、 次第に水平感覚も無くなり水面近くでふらふらしていたりといった事が見受けられるそうです。 そして病気の症状が重くなると、体に穴が開いてしまう事があります。
この病気は、初期状況ならばともかく、中期・末期の症状に入ると投薬しても間に合わないことが多いので、 他の魚への感染を防ぐ為、発病した魚をまずは隔離し、 水槽にパラザンDを規定量の半分くらい入れて暫く様子を見るといいでしょう。
そして病気になってしまった魚はトリートメント水槽に入れ、パラザンDを症状に合わせて半分〜規定量程度入れ、
様子を注意深く観察して下さい。
餌は、なるべく口元まで持っていって与えてみましょう。餌を食べるようなら完治の可能性はありますが、
食欲がないようですと残念ながら完治は難しいかもしれません。
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