熱帯魚の水槽管理、病気の対処法など
熱帯魚の飼育について、気をつけたい病気のまとめ
「エロモナス症」という病気は、熱帯魚のポップアイ・立鱗病・穴あき病などを引き起こす症状で、おもにベタなどがかかりやすい病気です。
いくつかの症状があり、眼が白くなったり飛び出したりする、鱗が立つ、腹部が膨らむ、頭に赤いこぶなどがあげられます。
これらの症状を複数発病することもあり、不治の病とも言われています。魚が発病すると、体色にツヤがなくなります。
餌を食べる量が減少し呼吸が荒く口をしっかり閉じない、あまり泳がず底に体をつけていてヒレをたたみ気味にしている、
また体やヒレに微細な白点が見え、ヒレ先が白く濁り、少し溶けている、体を何かこすりつけるようにして痒がっていたり、
目が薄く白濁したりするなどの状態が見られます。
病気の原因は、長い間水を取り替えなかったり、また魚にストレスがたまってしまうのも発病の原因だと言われています。
病気を防ぐには定期的に水替えをしたり、ろ過器や水質、水温などをチェックしたりして、魚のストレスを軽減してあげましょう。
この病気は、不治の病と言われている程治りにくい病気ですが、この病気が治ったという熱帯魚も少なからずいるようです。
しかし、本来は治りにくい病気であることを念頭においておきましょう。治療法としては、薬を使うのが良いとされています。
この病気は、高温飼育では治りにくいようです。
飼育している魚が病気にかかりやすい環境というのは、季節はでいうと春や秋、保温器具を作動させておらず、
水温が日々不安定なときに多いようです。
ほかにも、水換えを何ヶ月も行っておらず、水槽の水が汚れている時や、濾過槽の掃除をあまり行っておらず、
水換えはしているが濾過があまり効いていないときなどです。
また、底砂の掃除を怠ったり、底砂内が腐敗しつつあるとき、植えていた水草が少しずつ枯れてきたときや、
鮮度の悪い餌を与え食べ残しが放置されていたとき、急激な水換えをしてぼんやりと白濁してしまい飼育水のバランスが崩れたときも要注意です。
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