熱帯魚の病気、エラ病について

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熱帯魚の病気、エラ病について

エラ病の原因はカラムナリス菌の感染とダクチロギルスという寄生虫によるものの二種類が殆どと言われていて、 カラムナリス菌は寄生虫やスレなどの傷から進入し、組織を崩壊します。崩壊したエラは白く変色し、呼吸困難になってしまいます。
また、ダクチロギルスは吸血虫で、血を吸われたエラは赤黒く変色し、粘膜の異常分泌と呼吸困難を招いてしまい、 その上カラムナリス菌の感染を招くこともあるそうです。
ダクチロギルスは、新しく購入した魚や、生の餌などによって水槽に持ち込まれ感染するようです。

治療法は

その症状は、種類によってはエサを食べなくなり底でじっと動かなくなったり、突然狂ったように暴れたりする等ですが、 エラ病は初期の段階では見た目には変化がない事が多い為、気付きにくい場合が多いです。
治療法としては、食塩0.5%+オキソリン酸系+メチレンブルー系の三種混合薬浴をします。

また呼吸機能が低下してくるので、強めのエアレーションが必要です。寄生虫の場合は、リフィッシュやマゾテン、 過マンガン酸カリが、適していると言われています。
病気にならない方法は、とにかく水槽を清潔にし、水質の悪化を避けるなど、魚にストレスがかからないようにしましょう。