熱帯魚の水槽管理、病気の対処法など
熱帯魚の飼育について、気をつけたい病気のまとめ
熱帯魚の病気について、いくつかの種類を紹介します。
・口ぐされ病、尾ぐされ病
魚のひれや尾や口がくずれてバラバラになってしまう病気です。伝染力が強いので発病した魚は
隔離し水槽を徹底的に洗いましょう。治療は困難で死に至る場合が多いと言われています。
・ネオン病
ネオンテトラや小型カラシンによく見られる病気で、体に出血斑が出てその部分のウロコが逆立ってまいます。
発病した場合は、治療は困難とされています。また伝染性も早いので、見つけたらすぐに他の魚と別の水槽に移動しましょう。
・背こけ病
おもに大型魚が痩せてきて、背中の肉がおちてくる症状の病気です。 内蔵疾患が影響しているので、
こまめな水替えと栄養価の高い餌を与え体力を回復させてあげましょう。
・気泡病
ひれに粒状の膨らみができて、それが気泡になって大きくなってくる病気です。
水質悪化で発生する場合が多いと言われているので、初期症状ならこまめな水替えで自然に治る事があります。
しかし症状が進行している場合は、トリートメント水槽にて薬浴させましょう。
外傷を起こしている時には、内部の組織が露出してしまう可能性があるのでメチレンブルー等を入れた
トリートメント水槽に隔離して様子を見ましょう。
・わたかぶり病
体のあちこちに綿が付いた様に菌が寄生する病気です。治療法は、トリートメント水槽に隔離し、
専用薬や食塩水で薬浴させる方法が一番よいでしょう。
・サイクロキューター
食欲をなくして動かなくなったり、出血斑の様なのが出たりする病気で、絨毛虫の寄生が原因です。
伝染性が高いので発見したらすぐにトリートメント水槽に移し薬浴させましょう。
・pHショック
これは病気ではありませんが、水質の急激な変化が原因で、泳ぎ方が不規則になったり体の発色がにぶくなります。
その場合、元の水質に戻してやり、急激な水替えや水合わせをしないで魚を移したりしないようにしましょう。
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