熱帯魚の水槽管理、病気の対処法など
熱帯魚の飼育について、気をつけたい病気のまとめ
熱帯魚が病気になる原因は様々ですが、殆どの場合は飼育環境が悪い為発生すると言われています。
それから、新しく入れた魚や水草にも注意を払わないと、その魚が病気になっていたり、
水草などに菌が付いていたりする可能性も否定できません。
熱帯魚の病気には非常に厄介な物が多く、伝染性があったり、進行性が早かったり、最悪の場合は死に至ることもあります。
もし早期に病気に気付いたら、トリートメントタンクなどを使い、
まずは病気を発生や進行を抑えるように隔離することが大切です。
「トリートメントタンク」とは、新しく飼った魚や病気になった魚を検疫するために投入する水槽の事で、
小型の水槽と簡易フィルター、ヒーターがあれば十分です。温度は通常飼育している水槽と同じ温度に設定して、
病気の魚の場合は、租塩や魚病薬を1/4程度入れて1週間ほど薬浴させ、これで完治した場合や発病などがない様子なら、
元の水槽に戻しても良いと思われます。
もし発見が初期段階なら、水変えや水温調節、ろ過などを確認して直す事で自然に完治する事がありますが、
ある程度進行してしまっていたら、市販の魚病薬で治してあげたほうがいいです。
魚病薬を使う場合は、魚の症状を判断し病気を見極め、薬の説明を守って使用するようにしましょう。
突然病気になった時に困らない為にも、事前に魚の病気について勉強をしたり、 薬の使い方を知っておくことも必要ですよね。特に熱帯魚を初めて購入する人は、 飼う熱帯魚の事をきちんと調べ、一緒に飼ってもいい種類や、同じ水質で飼える物などきちんと 下調べをしてから購入するようにしましょう。